杉並リハビリテーション病院

職員の声  私たちのナラティブ…共感したひとこの指とまれ♪

よりたくさんの人で考えることが良い認知症ケアに結びつく

認知症看護認定看護師藤田 和也

いつか自分もここで出会った看護師のように成長したいと思った

私は平成22年に当院へ中途入職しました。当時看護師3年目で、看護師として進むか、別の仕事に就こうか、とても悩んでいました。当院の採用面接や看護部長との面談でとても親身になって話を聞いていただいたことをよく覚えています。急性期以外の病棟を経験しながら自身のキャリアビジョンについていろいろ考えようと思っていましたが… 気付けば看護師を続けようか、辞めようかなんて考えることなく、あっという間に時が過ぎていました。当時は先輩看護師が多く、ほとんどの方が中途入職なので、それぞれの方にそれまでの経験で培ってきた強みがあり、看護スキルもアセスメントも、回復期のリハビリ看護についても、本当にたくさんのことを教えていただきました。いつか自分もここで出会った看護師のように成長したいと思うようになりました。

認定看護師の資格取得支援制度を活用して負担なく資格を取得

これからどうしていきたいのか、自分と向き合って考えたとき、看護部長や看護科長が何度も何度も話を聞いてくださいました。仕事を続けてきて感じたこと、それは認知症・認知機能が低下している患者さまが多くなり、大変だと思うことが増えたことです。どうすればその患者さまが落ち着いて過ごせるのか、と考えて仕事をする日々でした。そのうちに、普段は落ち着かず不安でこわばらせた顔の患者さまが 笑顔で過ごすことができたり、「ありがとう」と穏やかな表情で感謝を伝えてくれたとき、自分の中で嬉しさややりがいをハッキリと感じました。困っている患者さまや病院スタッフを見て、自分がその人たちの役に立てれば、との思いで『認知症看護認定看護師』を目指すことを決心しました。当院には認定看護師の資格取得に向けて支援制度があるので、負担なく資格を取得することができました。

患者さまにも病院スタッフにも味方でいられる看護師でいたい

認定看護師になっても、認知症看護を実践・指導していく上でうまくいかないこともたくさんあります。認知症看護には、“こうする”“こうだ”といった答えがありません。一人ひとりの患者さまに合わせたケアや対応が求められます。1人で考えるよりも2人で、2人より3人でと、よりたくさんの人で考えることが良いケアに結びつくと思います。また、多職種によるチームアプローチを行うことも大切なので、早く患者さまが安心して過ごせるよう職種を超えて一緒に考えられるように努めています。うまくいくことも失敗することもありますが、看護職員だけでない多職種のスタッフに協力していただきながら、なんとか頑張っています。まだまだ役に立つ、というよりも、上司や先輩、同僚に支えられっぱなしですが、患者さまにも、病院スタッフにも、味方でいられる看護師でいたいです。