Your Smile, Our Happiness

理念は “Your Smile , Our Happiness”
回復期リハビリテーション病棟2つからなる当院は、質・量とも高いレベルのリハビリテーションを患者様へ提供しなければなりません。その為には多くのセラピストが必要となりますが、その人財が同じ方向性を持つことが重要です。
“Your Smile , Our Happiness” 文字通り、患者様・ご家族を笑顔にする。幸せにする為に我々は汗を流します。患者様・ご家族にとって何が、どうなることが幸せなのか、入院当初から、時には入院前から一緒に考えることを惜しみません。患者様・ご家族の笑顔に出会えた時、我々は幸せを実感できると考えています。

リハビリテーション科・科長 管理者 OT
宮坂祐規
社会情勢から我々に求められていること
回復期リハビリテーション病棟は、①在宅復帰、②寝たきり防止、③日常生活自立度の向上を目的として、2000年に整備された病棟です。その後、量的指標(365日リハ実施、1日提供リハ単位数etc)や質的評価(在宅復帰率、重症者改善率etc)が追加され、2016年には更に高い質を問う、回復期アウトカム評価が導入されました。これらのことから、回復期リハビリテーション病棟は、より早くに急性期から患者様を受入れ、早い在宅復帰を実現しなければならないこと、重症患者様であっても多職種が連携、叡智を結集することで、できる限りの自立度向上、介助量軽減、在宅復帰を目指すことが望まれています。
当院は重症患者様受入、日常生活自立度改善率等において、全国平均を上回っており、回復期リハビリテーション病棟に求められる機能・役割を果たしていると自負しています。今後も時代に、地域に必要とされる回復期リハビリテーション病棟であり続けます。
地域資源として
地域包括ケアの時代、当院の人財である多くのセラピストは杉並区/西荻地域においても大切な医療資源です。
当院は回復期リハビリテーション機能に特化しており、地域に貢献できるサービスは決して多くはありません。しかしながら、健康寿命延伸に寄与できるセラピストは地域包括支援センター(ケア24)の協力を得て、病院外でも活躍しています。
回復期リハビリテーション病棟ですから、在宅復帰を目指すことは勿論、地域に戻った後、ひとりの生活者としてイキイキ暮らすことができるか、例えば運動習慣をつくって、病気や怪我の再発予防を自らできるようセルフマネジメントができるか、このような視点をもつことが大事だと考えています。
2023年度テーマは・・・
『Well being』 ~みんなが幸せであるために~
2020年よりコロナ禍となり、様々な制限が多くありました。そのコロナも、今年度は、「5類感染症」に移行となり、少しずつ変化してきています。
この変化に対応していくためにも、当院リハビリ科の理念である、“Your Smile , Our Happiness”を再度振り返りました。 患者様・ご家族を笑顔にする事、そのために一緒に働いてくれるスタッフにも笑顔でいて欲しい。そんな思いから、2023年度は、『Well being』 ~みんなが幸せであるために~を方針としました。
『Well being』とは、肉体的・精神的・社会的にすべてが満たされている状態であると記されています。
今年度は、リハビリ科スタッフが病院やリハビリ科の理念に愛着を感じ働く中で、仕事の意義や自身の達成度を感じてもらえる1年であってほしいと考えています。満たされた状態の中でリハビリテーションを提供できることで、患者様・ご家族の笑顔につなげていけるよう邁進していきます。

PT部門
Mission:「圧倒的提案力」
OT部門
Mission:「持ち味を活かそう」
ST部門
Mission:「Starts with You ~1人1人の存在がチームの力に~」
各部門の役割を理解し、個人が専門職として自信を持って行動を起こし連携する。
私たちは、「患者様、ご家族を笑顔にする」ために成長していきます。